福栄4台地に立つ!
萩市には阿武火山群と称する火山集合体があるそうじゃ。 正確には旧郡部と呼ばれるむつみ村、福栄村、須佐町、田万川町、に萩市、阿東町、阿武町がエリアになるそうじゃ。 まぁ、だから阿武火山群って言うんだろうけどな・・・。 そういった世間離れした感覚の場所が、観光ガイドにさりげなく載っている場所がある。それが旧阿武郡福栄村部の4台地じゃ。 羽賀台、平原台、長沢台、平蕨台がそれ。 学術的にはもっと分布しており貴重な試料が採取されている土地柄ではあるようじゃ。 今回はある程度一般人が入れる観光化?されておる場所に限ってるぞ。 実際パンフには4つしか載ってないんでな。 |
阿武火山群に関しては永尾 隆志さんのHPを参考にさせていただきました。 |
羽賀台
標高311m
キーワード;日本海一望
まずは旧萩市街から一番近くに位置する、羽賀台から。 ここは歴史的な意味もあり、萩藩主毛利敬親が大繰練を行った地であるらしい。 この広大で見晴らしの良い台地で訓練したわけやね。 |
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その碑が左。 この高台を桜が取り囲んでいる。 春には桜が栄えること間違いなしだな。 穴場なのかそれとも地元では非常に有名なのか、今期ためしてみようかな。 |
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この高台から、キーワードとなる日本海が一望できる。 この日はあいにくの天気だったんで今ひとつだったが、晴れればさぞ良い眺めだと思うぞ。 |
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案内板からココまで(↑)は割かし簡単にアプローチできるぞ。 台地らしいでしょ? |
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上の高台に行くまでに広大な畑が開ける。 この畑の中を走り上の高台までたどり着く。 最後は放牧の為と思われる柵を開けて行かなければならず、1人で行くとかなり心細いぞ・・・。 |
平原台
標高150m
キーワード;ぶどう
萩市大井地区と紫福を結ぶ県道315号線を大井方面から来ると、滝があってその先に三叉路がある。 この三叉路を左に上っていくとココに来れる。 |
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↑がここのキーワードだ! スタート時は栗がメインだったようだが今ではブドウが有名だそうだ。 ここのブドウを使ったワインもあるようだ。 |
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他の3台地に比べて閉塞感のある台地だな。 理由は明らか、ブドウが生茂ってるんで展望が利かないだけだ。 季節を無視しての散策なんで見た目も香りも全く良くないぞ。 次回は8〜9月のシーズン中に来ようっと・・・。 |
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ほかの場所に比べビニールハウスが目立つ。 これもブドウの関係だそうだ。 |
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周りはみごとな畑。これは桃畑。 |
長沢台
標高370m
キーワード;牛・・・。
ここのキーワードはずばり牛じゃ。 黒毛和牛を一貫して育てる農場だそうだ。 |
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高台からのパノラマ。 畑はほとんどなく、舗装されていない道路の質は本当に土なのだろうか?と思いたくなる。 でも臭わないから土なんだろう・・・。 |
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立派な管理棟。 休日なんかの見学は可能なのかな? 子供たちに見せたら喜ぶと思うぞ。 (怖がるかもしれんが) |
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←300頭以上いるキーワード・・・。 | |
空の青に、土の色が栄えるわい。 |
平蕨台
標高405m
キーワード;雲海
正直ココがなかったら他の台地に興味はわかなかったと思うな。 一番観光化されており、主要道路にも案内が出ている。 |
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秋の寒い朝や春に雲海が広がることがあるようで、むしろこちらの方が有名だったりするようだな。 | |
高台の頂上に位置する平わらび台活性化交流施設「夢る〜らる雲海」。 レストランや観光施設のように見えるが全く違うぞ。 農業に関する研修は体験ができるようで、以前は外部からの農業研修生を募って、 実際に福栄村に定住をはたした人もいるようだな。こういった施設がもっと活きないかな? |
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台地に広がる田畑。 広いぞ。眺めも良いし。 |
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雨上がり直後が上の写真。 雲の子供が山々から巣立っていっているのが分かるだろうか? 雲海が出るってのもうなずけるな。 |
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「夢る〜らる雲海」からのパノラマ。 無責任な事は言えないが、雲海撮影や朝日撮影の車中泊には十分耐えうる場所じゃないかな。 |
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それぞれの台地で特色がありもっとPRしても良いのではと思ってしまうな。
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