平成の架け替え

錦帯橋は五つつの木製アーチ橋からなる日本3大奇矯(あと2つは山梨県大月市の猿橋と徳島県西祖谷山村のかずら橋がそう)のひとつだそうだ。
老朽化と技術伝承のため、架け替えが行われた。それが平成の架け替え。
ダイジェストとまではいかないけれど、その都度出向いてたんで記録として紹介。

なお写真だらけなんで見るのに非常に時間がかかるかもしれません。

錦帯橋図解
図解とは大げさだけど、錦川の上流から眺めた全景が上。
観光は左側の岩国地区からのパターンがほとんどで、錦帯橋をわたって右側の岩国城や吉香公園を散策するかたちになるのかな。
参考までに工期が冬場に集中しているのは、錦川の水量を計算して一番少ない時期なんだそうだ。木のヒワリの問題もあったように思ったけどこちらは未確認。

第一期(2001.11〜2002.03)第三橋

第一期工事はいきなりメインイベントのような真ん中の第三橋から。

いつもは川の流れなんだが、大型クレーンも入れる足場がしっかりと作られている。
工事に携わる人々が忙しそうに働く。

やはり普段よりは観光客の数も少ないようだ。
河原からからのスナップ写真撮影場所からの眺め。
ある意味この時にしか撮れないショットかな。

観光用に迂回路が作られていて、工事の様子が間近で見ることができた。
←→工事作業場周辺
近くに行くと実に細かい作業を行っていた。

板が真新し色。
慎重な作業をしていた。

第二期(2002.11〜2003.03)第四、五橋

バックに岩国城を携えて。

足場の様子。
進行順は第四、第五橋のようだ。
→川を堰き止めることなくアプローチできる足場を設置。
第一期と同じく迂回路。

作業場近く。
←ほぼ足場のみの第五橋。

横山地区からの眺め
←今回だけなのか以前からそうなのかは不明だが、東大の強度研究のからみと思われる記入。


→全国広範囲にわたって各種の木が集められたようだ。


第二期完成後。手前側の木の色が古ぼけているのが判るかな。

同じ角度からの夜景

横山地区からの眺め

第三期(2003.11〜2004.03)第一、二橋

足場のライトアップ。

後ろの白く浮き上がっているのが岩国城。
同じ位置からの夜と昼。
バックの山々には雪が。

第一期、二期とは違う形で迂回路を設置。
錦帯橋の構造が分かり易い写真かな。
岩国地区からの眺め

第一期で完成した第三橋からの眺め。



平成の架け替え完了。

下からの眺めも初々しい。

鏡富士ならぬ鏡錦帯橋。既に4年の工期の違いが橋の色で現れている。


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