雨の東光寺&晴れの大照院

2003年12月29日&2004年1月1日
ふぅ〜。昨日の飲み(当然、五味鳥)疲れで昼までだらだらしてたぞ。
しかも帰省2日目で早くも退屈モードじゃ。
息子は従姉妹と遊ぶので忙しく、女房は旦那の実家という見えないプレッシャーで余裕がなくなっているのと帰省2日目で外出しづらいというのがあってだれも相手にしてくれないな。
という訳で一人でぶらぶら萩の町に出かけてきたぞ。
世間では鬼と言うだろうな。(年明け後はちゃんと連れ出して羽根を伸ばさせてあげたつもりなんだが・・・。)
で、今回は小雨の降る東光寺と年明け元旦の晴れた大照院を紹介しよう。

今更なんだが40近くになって改めて故郷の萩という町の美しさを認識するようになって、事ある度に全景が見渡せる田床山に登るというかドライブするようになったのじゃ。
季節や時間による写真を貯めて行けば、また新たな発見もあるかもしれんし。(無いかもしれんが)
そしてこれがこの日の萩市。→
判っていたとは言え、あいにくの天気なんで今ひとつだな。
2003年12月29日萩
東光寺、大照院地図

まずは雨の東光寺
それでは本日の本題、東光寺散策といこう。
詳しくはいろんなHPで紹介されているんでここでは良いだろう。(そうなのか?)
毛利家の菩提寺で奇数代の藩主とその夫人の墓があり、お盆の万灯会が有名な所。
入館料が無料になる日がありそれが、1月1日と8月16日なんだそうじゃ。それ以外は300円だぞ。

子供連れには厳しいだろうな。全く子供が喜びそうな物はないぞ。その代わり怖がりそうな物はあるけど。
近くに無料駐車場があるがその他はほとんど有料のようだったな。(管理している気配は無かったけど)
今日みたいな中途半端な日は来客も少なかったんで無料駐車じゃ。
この東光寺、今では横に立派な道ができちゃったんで歴代の墓や灯篭群に興味が無くて遠方から見るだけで良いのであれば総門、三門、大雄宝殿などの主な建物は見ることができるぞ。

では退屈しのぎとはいえせっかくなんで300円払って入場じゃ。
何年振りかな10年とは効かないだろうな。
周りの景色が変わったのとオイラ自信も変わったのがあるんだろうな随分明るいイメージになってたぞ。
三門 では目に付いた建物や風景を紹介しようかな。
相変わらず最初の顔を撮り忘れているんで総門の画像は無しじゃ。
続いての三門がこれ
鐘楼(→)。なんか昔はもとバックに木々があったような・・・。
鐘楼
大雄宝殿

そして奥に大雄宝殿が待っている。
←総門側から
→墓地側から
大雄宝殿
大雄宝殿内 で大雄宝殿の中を手ブレを我慢して撮ったのがこれ
昼でも真っ暗なんだが何故かフラッシュをたきづらいオーラが出てたんだよな。
コレは大雄宝殿の屋根の隅についている鬼瓦。(→)
魔よけの意味があるそうじゃ。なんでも大河ドラマのオープニングかエンディングのバックに映し出されていたらしいぞ。
何の大河ドラマか忘れたが・・・。
鬼瓦


崩れたお墓 大雄宝殿をさらに進み裏手に回ると万灯会で有名な歴代藩主の墓地にでる。
←は雷か風かはわからんが大木が倒れてきて破壊されたと思われる墓地。現在も立ち入り禁止だったな。
→ここはとても良い感じで苔が生えている。
雨の中、苔の緑が素晴らしかったんで撮ってみたんだが大した効果が得られなかったな。
なんせテクニックが無いもんでな。

↓墓の並びに関してはちゃんと説明があるんで心配ないぞ
苔灯篭
灯篭群 歴代藩主墓
灯篭群
万灯会とはお盆の時この大量に並んだ灯篭に蝋燭で火を灯し先祖を迎えたり送ったりする行事じゃ。
後述の大照院が8月13日の迎え火、東光寺は15日に送り火が灯される。
それは幻想的で萩の夏の風物詩となっている。



鐘楼門 続いて大照院
ここからは元旦じゃ。
大照院は初代と偶数代の藩主が眠る墓地。
ここでの初代とはあくまでも萩藩になってからの初代ということで毛利家という意味ではないぞ。
まずは鐘楼門。押せば倒れてしまいそうなんだがそれがまた風情をかもし出しているぞ。
鐘楼門
四角い竹 東光寺に比べこじんまりとしており、駐車場やお土産店などの規模も非常に小さい。
しかも西に山があるため日が落ちるのも早く、はっきり言って単独で来るには少々風情がありすぎる場所じゃ。
←は周りにある竹薮の竹の切り口。
実は四角になっている。中国が原産らしいんだが、説明も申し訳程度しか出ていないんで見逃してしまいそうだぞ。
観光ツアーと思われる集団はしっかりガイドさんが説明してたが。
お墓配置図
初代の墓 これが墓地の様子。
灯篭の数はこちらの方が約600基と多い。(東光寺は約500基)
東光寺と同じくお墓の配置の説明有り。
狭い中に多数の灯篭があり壮観な眺め。
因みに左は初代の墓なんだが少しずれて配置されている為か、一面苔で覆われていて趣もバッチリじゃ。
大照院灯篭群
本堂 こちらが鐘楼門を潜ると直ぐに目に入る本堂。
裏には池を中心とした日本庭園が広がる。
見て回るだけなら10分もかからないと思うが、じっくりと静の世界を味わうのも良いと思うぞ。
200円拝観料取られてるし・・・。
本堂&裏庭

非常に有名な観光地なんだがゆっくり歩いてみると
落ち着けるもんだな。

良い感じ?

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