運河物語3(指月川、姥倉運河)
萩城の外堀跡がそのまま残ったような運河が指月川。 姥倉運河同様、運河らしいと言うか水深・川幅共にしっかりしている。 昔は白い藻のようなものが繁殖していてお世辞にも綺麗とは言えなかったが、近年は緑が復活して川底まで見渡せるぐらい綺麗になってたな。 ここは萩八景遊覧船ができて以来、新たな観光スポットとしての注目度がアップしてきた所じゃ。 先の2つの運河と違って非常に短い散策へGO! |
まずは、指月川の全景。後ろの山は天狗山。 |
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A この橋は指月川に架かる3本の橋の中で一番北にある指月小橋。 この橋は一方通行になっており写真撮影側から車は入れない。 徒歩や自転車観光だと、こっちから入って萩城跡に行きやすい。 |
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B この指月小橋の向こう側は萩八景遊覧船の発着場でもあるが、オイラが学生の頃は貸しボートの乗り場だったな。 あいにくその貸しボートでの思い出は野郎とのものしか無いのが悲しいが・・・。 でも、良く考えたら外海に面している貸しボートってのもすごいよな。 |
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C 真ん中に架かる指月橋。 車の進入はこの橋からとなる。 土産物、萩焼工房が連なり大型バスの駐車スペ−スもあるんで観光時には知らずに渡っている橋かな。 |
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D 指月橋の全貌。 この写真の道路をはさんで右手にオイラの母校があり、高校4年?の時に昼休みのバレーボール最中にこの運河に落ちたボールを泳いで取っていたのがこの辺りだな。今思えば良く病気にならなかったと思うぞ。 今でもあるのかな?補習科・・・。 |
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E 根元がくの字に曲がり、いつかは倒れるだろうな と思われる松の巨木。 なにげなく巨木があるのが萩の町だったりするんで意識してみると面白いと思うな。 |
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F 深野橋。今流行り?の見蘭牛の食べれるレストランに行ける橋。 あと「西の浜」や「キリシタン墓地」なんかもある。 |
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G これが橋本川との合流地点。 萩八景遊覧船はいったんココを通過して橋本川を遡上した後、再びココから指月川を通って菊が浜へ出るようじゃ。 全体として、運河そのものは観光で訴えるものは無いかもしれんな・・・。(そんな) |
最後の運河が姥倉運河と言う約900mの川。 現代においては生活に一番密着している運河と言えるかな。 3月上旬にはシロウオ祭りというのが萩シーマートで行われるが、漁そのものはこの運河や松本川河口で行われる。 観光スポットとは言えないが町並みや周りの風景は昭和へのタイムトラップができる貴重な場所と思うぞ。 |
@姥倉運河入り口付近。 右手に見える杭の連なりは船に中州になりかけている浅瀬を回避させる為の物。 かもめ、海鵜たちの休憩場となっている。 |
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A 入り口からの眺め。運河を挟んで漁船と家が連なる。 川の左手が鶴江地区、右手が新川地区となる。 鶴江は台地状になっていてみかんの生産も盛ん。 |
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B 姥倉運河唯一の橋が平和橋。 現在架け替え中。 以前は水平回転式だったが、新橋はどういった方式になるんだろう? |
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C これが回転橋だった理由かな。 運河にびっしり並べられた漁船群。 ココは漁船の通り道であり基地でもあるわけだ。 けっこう壮観な眺めだぞ。 2月下旬にこの漁船群から藩政時代から続く伝統漁法の四手網を使ってシロウオ漁が行われ風物詩を形作る。 |
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D ココが終点近く。 この辺りになると民家も無くなる。 この先に道の駅「萩シーマート」がある。 地元の人もあまり通る場所では無いような気がするな。 幕末、維新という萩とは違った萩市が味わえる場所ではないかな。 |
どこまで魅力が伝えられたかは疑問だが、それぞれの運河の違った顔は伝わったんではないかな? 旅のリピートには力不足だけどまだまだ見るところあるでしょ?萩の町も・・・。 |
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